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大型自動二輪免許を取得する!取得費用や期間、条件を解説

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大型自動二輪免許を取得する!取得費用や期間、条件を解説

大型自動二輪免許は排気量の制限のないバイク免許です。ハーレーなどの海外の大型バイクに乗って海岸線沿いを走るなんてシチュエーションに憧れる方も多いのではないでしょうか。そんな大型自動二輪免許の取得に関する情報を解説いたします。

大型自動二輪免許とは

大型自動二輪の排気量制限は無い

現在、大型自動二輪はMT、ATともに排気量制限がありません。
2019年12月1日に施行された道路交通法の改正までは、AT限定免許の排気量は650㏄までとなっていましたが、現在は制限が撤廃されています。この撤廃により、今ではAT限定免許でも排気量1833ccのホンダのゴールドウィングなどのクラッチ操作を必要としないDCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)搭載車に乗ることができるようになっています。
なお、この改正では定格出力20kwを越える電動バイクには大型自動二輪免許が必要となっています。

大型自動二輪免許で乗れるバイクは?

大型自動二輪免許はMT、ATともに制限はなく全てのバイクに乗ることができます。もちろん二人乗りや高速道路の運転も可能です。普通自動二輪の排気量制限が400ccまでなので、それ以上のバイクが大型バイクの区分になります。 大型バイクは種類が多く、最もスタンダードなネイキッド、ハーレーに代表されるワイルドなアメリカン、舗装されていない道も走ることができるオフロード、他にもクラシカル、ストリートファイター、ビックスクーターなど様々です。

運転できる代表的なMTバイク:ホンダCBR1000RR、ホンダCB1300、ヤマハBOLT、ヤマハXJR1300、カワサキZRX1200DAEG、ハーレーダビッドソンSTREET 750、ハーレーダビッドソンIRON 883、ハーレーダビッドソンFORTY EIGHTなど

運転できる代表的なATバイク:ホンダ・VFR1200F、ホンダ・NC700、ヤマハFJR1300AS、ホンダシルバーウイング、スズキスカイウェイブ650、ヤマハTMAX、アプリリア SRV850、アプリリア MANA850GTなど

大型自動二輪免許取得のメリット

大型バイクのメリットはなんといってもそのパワーです。スムーズに加速することができ、スピードもぶれないので、長距離のツーリングでもとても快適に運転することができます。見た目もどっしりとした迫力がありとてもかっこいいので、バイク好きの方は乗っていてとても楽しいはずです。

大型自動二輪免許を取得するには

大型自動二輪免許の取得条件

年齢:満18歳以上
※教習所によっては、卒業検定の時に18歳になっていれば誕生日前でも入校可能です。

視力:両目で0.7以上かつ片目はどちらも0.3以上(眼鏡、コンタクト可)
※片目が0.3未満の場合は、もう片方の目が視力0.7以上、視野が150度以上あればOKです。

聴力:10メートルの距離で90デジベルの警音器の音が聞こえること(補聴器可)

色彩識別能力:信号機の赤、青、黄色の3色が識別できること

身体能力:大型自動二輪の運転に支障をきたす身体の障害がないこと
※大型自動二輪の運転に支障をきたす身体の障害がある場合は、身体の状態に応じた補助手段を講ずることで、運転に支障をきたす恐れが無いと認められるものであること

運転免許を持っていなくても、いきなり大型自動二輪免許は取れるの?

大型自動二輪は高度な運転技術を必要としますが、所持免許に関わらずいきなり誰でも取ることができる免許です。
普通自動二輪免許を持っていなくも取れますし、普通自動車免許すら持っていなくても大丈夫です。
とはいえ、大型自動二輪は車体も重く扱いはとても難しいものになります。運転免許を何も持っていない方がいきなり大型自動二輪を取るというのは現実的にかなりハードルが高いということは覚えておいてください。
また、自動車とも運転感覚は大きく違うため、普通自動車免許は持っているけど普通自動二輪免許は持っていないという方でもなかなか難しいと思われます。
おすすめなのは、普通自動二輪免許を取ってから大型自動二輪免許を取るという流れです。まず普通自動二輪になれておいた方が失敗のリスクも少なくスムーズに教習が行えるからです。
特に、何も免許を持っていないという方はこの流れを取るのが無難だと思います。
実は何も持っていない場合だと、総教習時間もこの流れの方が5時限分少なく済みます。

※何も免許を持っていない場合(原付・小特含む)大型自動二輪取得に必要な教習:技能36時限、学科26時限

※普通自動二輪所持で大型自動二輪取得に必要な教習:技能12時限、学科免除

※普通自動二輪を取ってから大型自動二輪を取ると、技能19+12=31時限、学科26時限

多くの教習所では、普通自動二輪免許と大型自動二輪免許のセット教習を行っていて料金も割引されているので、この仕組みを利用するのがおすすめです。
また、教習所によっては普通自動二輪免許を所持していない場合には、入校できない所もあるので注意してください。

大型自動二輪免許の取得方法

大型自動二輪免許の取得方法は、合宿免許、通学免許、一発試験の3種類です。 一発試験は他の運転免許と同様でとても難しく、現実的にはかなりハードルの高い取得方法です。もし、運よく一度で合格できれば、約27,000円ですぐに免許を取ることができますが、失敗するとかえって費用もかかりますし、練習などのその他経費もかかることを考えるとあまりおすすめはできません。 基本的には合宿免許と通学免許の2択から決めるのがいいでしょう。

大型自動二輪免許の取得にかかる費用

ムーチョ!の合宿免許では、大型自動二輪免許の取得にかかる費用は普通自動二輪免許を所持している場合で239,740円(税込)~429,000円(税込)です。
かかる費用はすでに所持している免許の種類によって異なります。必要となる教習の量が変わるためです。
もちろん何も免許を持っていない方のほうが最も教習時限数は多くなり、費用も最も高くなります。
MT大型自動二輪免許を取る場合だと、AT限定大型自動二輪免許と普通自動二輪免許を持っている場合が最も安くなり、次にAT限定大型自動二輪免許、普通自動二輪免許、AT限定普通自動二輪免許、小型限定普通二輪免許、AT小型限定普通二輪免許、普通自動車免許、所持免許なし(原付・小型特殊含む)の順番で料金が高くなっていきます。

また、合宿免許と通学免許でも料金は異なり、通学免許だと1~5万円ほど料金が高くなります。二輪免許は一人の教官で複数の生徒の教習を行うことができるため、合宿免許は通学免許よりも割安になります。

大型自動二輪免許の取得期間

大型自動二輪免許の取得期間も、所持している免許によって異なります。
何も免許を持っていない場合(原付・小特含む)は技能36時限、学科26時限で、普通自動二輪免許を持っている場合は技能12時限のみで学科免除となります。
合宿免許では普通自動二輪免許を持っていると、最短5泊6日で大型自動二輪免許を取得することができます。普通自動車免許を持っている場合は最短約14日、何も免許を持っていない場合は最短約16日というのが目安です。

大型自動二輪免を取得するまでの流れ

所持免許によって大きく内容が変わるので、最も一般的な普通自動二輪免許を持っている場合の教習の流れを説明します。
学科教習は免除されるので、12時限の技能教習が第一段階5時限、第二段階7時限に分けて行われます。第一段階、第二段階の後には、確認テストの「みきわめ」が行われ、最後に卒業検定があります。
全体では、入校、視力や聴力などの適正検査、第一段階、みきわめ、第二段階、みきわめ、卒業検定という流れです。
第一段階では、大型バイクの基本操作、車両の起こし方、加速減速、停止、外周の走行、カーブ、スラローム、クランク、一本橋などを行います。
第二段階では、第一段階の技術をもとに、より実践的で様々なシチュエーションでの教習(急制動、波状路、シュミレーターなど)が行われます。

まとめ

大型自動二輪免許についても解説をさせていただきました。大型バイクに乗りたいという方はバイク好きで趣味で楽しみたいと思っている方が多いと思います。この免許は普通自動二輪免許を持っていたら、合宿免許を使って比較的早く、安い費用で取ることができるものです。この機会に大型自動二輪免許の取得を考えてみてはいかがでしょうか。

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